社会保険労務士のテキスト選びその1(独学編)

良いテキストとはどういったものか理屈がわかったと思います。
理屈が分かれば次にその見極めた方を学んでいかなければなりません。

まず、テキストというのは、勉強スタイルによって変わってきます。
独学、通信講座、予備校がそれに当たります。
ここでは、一番テキスト選びが難しくなる独学について解説していこうと思います。

最初に答えを言ってしまうと、独学で良いテキストには中々めぐり合えません。 ですから、そもそも良い選び方というのは存在しないのです。
「そんなわけないじゃん」と思う人もいるかも知れませんが、それが現実です。

皆さんもここで、考えてみてください。
テキストを書いている人は、何処かの学校のプロの講師か教材を販売している業者です。

では、彼らは何のためにテキストを書いているかというと、宣伝のためです。
つまり、自分が書いたテキストで信用を得て、そのあと学校に受講してもらうなり、 教材を買って貰うなりしてほしいのです。
そうなってくれば、必然的に内容は合格できるものではなくなります。
だって、それで合格してしまえば、本来の目的は達成できないわけですから。

学校といえども、最終的な目的は、利潤を追求する営利団体です。
数千円のテキストで合格してしまえば、学校経営が成り立たなくなります。
その上、今は本が売れない時代で、印税はほとんど期待できません。

なので、あのようなテキストというのは、とにかく分かりやすく簡単な基礎的なことだけを説明して、若干レベルの高い問題はあえて掲載していません。
だから、テキストを買った人はわかりやすいと勘違いしてしまうのです。

じゃあ独学で合格した人はどうしているのか?と疑問に思うかも知れません。 それは、複数のテキストを購入して足りないところ補うか、 六法全書のような分厚いものを使うしかなくなります。
ですが、 それでは余計なことも勉強しなくてはいけない上、時間もかかってしまいます。 独学で合格するのは、難しいというのはこういった事情もあるのです。

とはいえ、独学で社会保険労務士の勉強する人もいるはずですので、
あえて言うなら 以下のことをポイントとして選んでみて下さい。

出来るだけ薄いテキストを
はじめから、合格を意識して情報量満載の分厚いテキストを購入する人がいます。 気持ちは分かりますが、社会保険労務士は勉強することがとにかく多いので、 そうしたテキストだと気持ちが萎えてしまい、挫折してしまいます。
どの道そのテキストだけで合格するのは厳しいのですから、はじめはこれなら何とかできそうだというくらいの分量のテキストを買って、基礎固めをして下さい。 それが完璧に出来るようになれば、別のテキストや問題集で補うと良いでしょう!

著者は信用が第一
著者は、学校関係で書いているものが良いと思います。 あまり聞いた事のないような団体や個人名で執筆しているもがありますが、 その場合内容がひどいものあります。
にわかに信じられないかも知れませんがそうしたものもあります。
それに比べ学校(通学、通信)だと、信用があるので、内容は薄くても間違ったことを書くことはありません。

とにかくわかりやすい
独学でテキストを探す場合は、書店で実際にページを開いて分かりやすそうなものを 選んだくさい。
見た感じ、わかりやすそうでも、実際に勉強したらとても難しく感じるのに、見た目も分かりにくければ、余計に難しく感じます。